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京都山里物語
永野雅之
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山里物語ホーム
かゆいかゆい虫
蚊に刺されたらかゆい!
田舎では、蚊より「ぶと」という、ちっちゃい・ちっちゃい虫に刺されるともっと痒い! こいつに刺されると、パンパンに晴れ上がる。昼間は少ないが、夕暮れ時期が一番多い。バーベキューなどで外にいるときは、必ず長ズボンをお勧めする。
蚊は単独で来るが、この「ぶと」は連隊を作って集って来るから、じっとしてられないのだ。学校のグランドでソフトボールの練習等していたときも、何人かが短パンでやっていたが、皆、「もぞもぞ」したり手で足を叩いたりして「ぶと」を追い払うが、追い払えない事態になるので練習どころではないのである。我慢してやり続けてたら足がパンパンに腫れ、おまけに痒い痒いのである。山里は、長ズボンが基本スタイルだ!
知人に優しい花脊人
冬の峠、花脊人は知人に優しい!
車が故障して立ち往生していても、きっと誰かが助けてくれる!例え冬のテカテカ状態で谷に落ちても、その場を通った花脊人なら助けてくれる!
しかーーし、他人には冷たい!
車が立ち往生していても、バカな奴やなと思うだけであまり助けない!それでも、助けの必要な時は駐在所に連絡するが、よっぽどのの状態のみだ。自分も経験あるが、脱輪してニッチモサッチもいかない状態の車があった。どうも、目線が助けを求めている!
仕方無しに車を止めて降りた・・・瞬間!コケタ!凍結しているので、滑ってコケタのだ!ケツはイタイイタイ!おまけに全然知らん奴の車を助けなあかん!助けて欲しいのは、こっちの方や!・・・そんな気分がしばしばある。だから、村の人は助けたいが助けられない事情があるのだ。そういう訳で、知人には優しい花脊人なのである。
冬の花脊峠
いやー、今年は転落者が多い!転落者とは、峠を走る車が車道から外れて谷に落ちる車の事をいう。峠では、−5度なんて当たり前なので道がテカテカ凍結状態!まだ、雪が積もっている方が運転としては楽なのである。「あっ!」と思って急ブレーキをかけると、車はそのまま進行方向に直行!そこがカーブで山側なら突っ込むが、谷側なら落ちる!
自分の運転だけでも万全の注意が必要だが、対向で滑ってくる車にはもっと注意が必要だ!相手が滑ってきたら、その場から逃げられるあらゆる方法を一瞬の間に判断する技術が必要になってくる。
1月7日頃に笑ってはいけないが笑ってしまった光景を見た!車はKの乗用車タイプ。どうも、凍結で滑ってそのまま谷側に落っこちた!運良く、杉の木に引っ掛かって車は助手席を上に向けた状態で止まったようだ。何とか脱出したが、少しの揺れなどで車はもっと落ちそうになったみたいだ。そこで考えついたのだろう、車が落ちないようにロープで木に括りつけてあった。
持ち主には悪いが、この光景は最高の傑作だった。あまり人の事笑うと自分がなりそうなので、この辺で勘弁を!
酒宴
新年は天気の良い元旦で始まった!
「昨年の報告と、今年もどうぞ宜しく!」という気持を込めて神社にお参りする。
その後、農協跡2階で恒例の新年会が催される。新年会は自治会で運営されており簡単な御節とタップリあるお酒が用意される。やはり一応儀式なので、各会長さん達が新年の挨拶をするわけだが、目の前の料理とお酒で、ついつい「早く!乾杯して、一杯呑もうやないけ!」と野次が飛ぶ!
一通りの挨拶が済むと、みんな待ってましたとばかりに酒が飛ぶ!京の山奥には、こんな酒宴が良く似合うなーと一人感心してる。時間と共に酔っ払いが増え。時間と共に一人二人と帰って行く。気が付けば、いつもの酔っ払いがグイグイ呑んでいる。出された酒は、飲み干すのが流儀だ!一応、〆はある。朝から始まった新年会は終わる事なく元旦を過ぎていくのである。
我が車の住民
我が車にはどうも蜘蛛さんが生息しているようだ。それも、3世帯ほど!
朝、車に乗る時いつも蜘蛛の巣が掛かっているのである。どうも、洗車して窓を朝まで開けっ放しにしてた時に入ったようだ。世帯主は中々見つからない。走行中に天井から糸を垂れながら、下がってくるが走行中なのでどうしようもない!
カマキリは恐い!美山で花を貰った時には、カマキリがくっ付いていた。走行中にカマキリが出てきたら、車止めて外にださんと気持ち悪い。どうも私はカマキリが苦手である。車の中でカマキリの子がかえったらどうしようか?考えただけで「ゾッ」とする。
可愛いのが、シャクトリムシ!シャクトリムシは見ていて飽きない!何とも滑稽な動作なので、今だに生息中!車の中にいるのは確かなのだが、どこにいるのか分からない。
我が車は、虫も一緒に乗っているのだ!
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